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2014年9月26日 (金)

383.「緑茶会」主催の「連続政治セミナー」始まり

10月6日(月)、「緑茶会」主催の「連続政治セミナー」の一コマとして、
「福島原発事故は収束したか(脱原発と「私たちの暮らし」)
なるタイトルでお話をすることになった
http://ryokuchakai.seesaa.net/article/404951835.html?1410044587

「2015年春の統一地方選挙に向けて緑茶会が動き出しています!」という呼びかけで、一体、どのように動き出すのだろうか?と、こちらからも半ば取材の気分である。

主催者である「緑茶会」は『「脱原発を実現してくれる政治家」を応援する政治団体です』というのが触れ込み。「半ば取材の気分」とは、前回の参議院選挙(2013年7月)のときに取材をさせてもらったからだ。この選挙は、衆参で野党が多数派をなすネジレが壊れ、現在の「自民党独裁」を完成させた選挙だった。

選挙直前に、週刊金曜日が2013年6月21日 948号で、特集「真っ当に憲法を考えている政党はどこだ?」を組み、私は「存在意義が高まる一方で、存在感は低下 護憲・社民党の声は国民に届くのか」というタイトルで記事を書いた。その記事後半は、「護憲・脱原発」を掲げるさまざまな政党や政治団体の動向を書いた。

当時、平和と脱原発をのぞむ人たちの一つの理想形は「オリーブの木」だったと思う。

オリーブの木とは、1996年、イタリアで中道政党「オリーブ」が左派政党と連合した政権構想である。共産党は選挙協力を行なったが選挙後に政権には参加しなかった。つまり選挙で一緒に闘い、多数で政権交代を果たした後に、元の所属政党に戻る政治手法である。』(拙稿「存在意義が高まる一方で、存在感は低下 護憲・社民党の声は国民に届くのか」より)

しかし、現実には、参院選を前に、「共産党」「社民党」といった既存の護憲政党の他に、『民主党』、『生活の党』の中にいる護憲政治家、さらには『みどりの風』、『緑の党』がバラバラに活動し、誰がどう見ても、奇跡が起きなければ共倒れという状況だった。そして、奇跡は起きなかった。唯一起きた奇跡と言えば、直前になり山本太郎さんが合流を呼びかけたが断念し、東京選挙区から単独無所属で当選したことぐらいだった。

私の取材は、一本化の可能性は絶対にないのかを知ることだった。

結果的に、なかった。新たにできた「緑」系のアイデンティティ問題の他に、既存政党には次のような問題もあり、一本化ができないのだと分かった。

『・・「各政党がすでに動き始めたタイミングの遅さに加え、政党交付金の問題が大きい」という。政党交付金は国民ひとり二五〇円分、三二〇億円が税金から取り分けられている。半分の一六〇億円分が議員数で割られて交付され、残り半分は得票率二%以上の政党に行く(受け取りを辞退している共産党以外)。その計算には、直近の衆院選、参院選、前々回の衆院選の議席が反映されるが、既存政党がその名を使わずオリーブの木方式で新団体名で当選すると、今後の交付金算出に反映されず、党の運営から見ると致命的な財政問題となる。「この実情を知らずに、合流するかしないかと迫られても崖っぷち政党は乗れない」(先述の党関係者)との内情がある。』(拙稿「存在意義が高まる一方で、存在感は低下 護憲・社民党の声は国民に届くのか」より)

この選挙を前に、一つの変わり種も登場していた。それが「緑茶会」だった。

『三月一一日には「緑茶会(脱原発政治連盟)」なる政治団体が総務省に届け出た。推薦候補者リストでは、護憲派でもある民主党、共産党、生活の党、緑の党、社民党、みんなの党、みどりの風の個々の議員、七党三〇人を推している。代表の竹村英明氏は、衆院選小選挙区等の脱原発票を足して一六〇〇万票とはじき、二六〇〇万票を集めたい考えだ。ただし、このままでは票が割れ、共倒れすることは承知の上で「今回は実験だ」と賭けている。』(拙稿「存在意義が高まる一方で、存在感は低下 護憲・社民党の声は国民に届くのか」より。数、政党名は記事執筆当時のまま)

「賭ける先はさらなる合流か、浮動票の掘り起こししかない」という中、ある程度、負けが分かっている中での記事執筆だった。しかし、『負け』が分かっていても闘っておかないといけない『闘い』がある。

大事なのは『実験』や『負け』が分かっていても闘っておかないといけない『闘い』から何を学び、そこから、どんな政治リーダーが育っていくのか。どんな未来を作るかだった。

「福島原発事故は収束したか」というタイトルで話をして欲しいと言われたときに、あまり深くは考えなかったけれど、この「緑茶会」ってなんだっけと(すみません、取材をして一度執筆してしまうと、多くのことをサッと忘れてしまいます)、自分が書いた記事を読み返して、今さら、当時は書いていて気づかなかった意義に、気づかされた次第。実のところ、このセミナーにどんな方が来るのか、皆目、見当がつきませんが、ちゃんとお話ができるよう、準備します。

今日(9月26日)が初日らしいです。私は先約があり、他へ取材に行きますが、「2015年春の統一地方選挙に向けて緑茶会が動き出しています!」という呼びかけがあることを、お知らせしたいと思います。

詳しくはこちら 緑茶会 http://ryokuchakai.com/

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