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2013年3月 9日 (土)

189.旧計画の呪縛を解く(18)浮上する矛盾

利根川・江戸川有識者会議第10回(2013年3月8日)。

関良基委員の「点」でしかないダムにこだわらず
「流域治水」を進めるべきだとの提言に、
傍聴からは拍手があがった。

このときまでにすでに、
岡本雅美・元日本大学教授(*1)、
佐々木寧・埼玉大学名誉教授(*2)、
大熊孝・新潟大学名誉教授(*3)、
淺枝隆・埼玉大学大学院教授(*4)、
野呂法夫・東京新聞(*5)が発言をしていたが、
 

上記、3、4、5で発せられた疑問を解消しようとする発言や、
 関委員の提言を打ち消す発言、
 さらには珍しく司会役を果たした宮村忠座長、
 そこに、ギョッとするような割り込みのタイミングで、
 泊宏河川部長が資料訂正のための発言をし、
 気づいてみると、「えっ?」と思う口から、
 「え~~~?」と思う発言が入り乱れた。

そして後には何が残ったのか?
まずは箇条書きに項目だけ上げておきます。 

(以下敬称略)

●矛盾1:関良基VS虫明功臣
虫明「利根川で浸透が利くところはありません」

●矛盾2:関良基VS小池俊雄
小池「森林は利くが田んぼは利かない」

●矛盾3:大熊孝(+富永靖徳)VS小池俊雄
泊宏河川部長「訂正があります。有次元です」

●矛盾4:小池俊雄VS小池俊雄 その1
「Pに応じてKは変わる」

●矛盾5:小池俊雄VS小池俊雄 その2
「中小洪水のKPと大洪水のKPは異なる」

●矛盾6:小池俊雄VS
小池「新しい方法を使って欲しいと書いた」

●矛盾7:野呂法夫・清水義彦VS国交省
小島河川調査官「実績使っていない」

(*)
1「貯留関数法の議論、御免被る」
2「中小洪水は樹木と藪化をかえって促進するためモニタリングが必要」
3「第4回まで50分の1、1万5千トンでだった。
  1万5千トンベースの案を出していただき比較したい。
  貯留関数法という計算に問題があるのではないかと
  参考人を招聘したいという動議を取り上げて欲しい」
4「環境保全には自治体やNPOや民間企業を巻き込むべき。
  B/CはCVMで見積もるだけでは
  どれだけ経済効果があるか自治体には不十分」
5「河川法施行令10条違反ではないか」

●番外1:
虫明功臣「水資源開発促進法はもう要らない」

●番外2
記者「そんなにたいへんなダムだったなんて、
   そりゃもっと言った方がいいですよ」

 

 

 

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