201.八ッ場ダム予定地にある遺跡保存
八ッ場ダム予定地にある遺跡保存を求める要望書を、
「ダム検証のあり方を考える科学者の会」が2月28日に
国交省と文化庁に提出し、
同時に「文化関係者のアピール」が提出された。
現在の予定地がダムではなく、
遺跡のフィールドミュージアムを中心に、
豊かな温泉資源を活かした地域として再生することを願ったものだ。
私もアピールに賛同したので、後者の呼びかけ人でノンフィクション作家森まゆみさんからお礼とご報告が届いた。
「国交省は文書での回答も考慮中と言うことでしたが、
文化庁は一室を用意して担当官堀敏晴さんと意見交換の時間も持てました。
しかし現地の群馬県などがやる気であれば
フィールドミュージアムなどを文化庁としても支援したいが、
現地にその態勢がなければまるごと保存はできない。
記録保存も立派な保存手法である」という見解だったそうだ。
現在、両省庁に文書による回答を求めている。
以下のご案内もいただいた。
合わせて
「112.遺跡は何を語るか-群馬県長野原町」もご参照ください。
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