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2013年2月22日 (金)

178.密室で決めた旧計画の呪縛を解く方法(7)

2013年2月21日18:00開始、はじまってすでに21分。
 
利根川・江戸川有識者会議(座長宮村忠・関東学院大学名誉教授)では、
2時間の会議の4分の1が過ぎようとしているのに
国交省河川官僚が慇懃無礼に資料説明を続けていた。
 
いつもは不機嫌に嫌々座っているようにしかみえない宮村忠座長が
なぜか、勝ち誇ったようなニヤリとした顔つきで傍聴席を見下していた。
 
それが終わると「まだ意見を言っていない方に」と
いつもは口をつぐんでいる人に意見を言わせはじめた。
 
今回は、「治水」議論で押し黙っていた委員のガス抜きの様相だ。
 
宮村座長は、その間、「聞くまでもない」と言った態度で、
有識者が意見に際して指摘する箇所にまったく目を通さずに
なぜか勝ち誇ったようにサングラスの向こうから傍聴席を眺めている。
 
結論から言えば、「環境」「渇水」「事業メニュー」と予想通りの以上の
想定内の発言があり、最後に関東地方整備局の泊宏河川部長が、
「整備局に持ち帰って検討する」と挨拶をした。
 
あの言い方では今日で打ちきりだとしか取れない」
次はあるのかないのか」と記者達が
肩書きのない事務官達に詰め寄る言い方で、会議を閉じた。
 
いつもは会議後のぶら下がり会見を行ってきた座長は逃げるようにして
会場を去った。
 
「こんな決め方でいいんですか!」
残っていた傍聴者がやり場のない苛立ちを
官僚達の背中にぶつけていた。
 
首都圏を流れ、日本で最も大きな人口を抱える流域。
 
東京都猪瀬知事はIWA(国際水協会)の2018年世界会議を
誘致している。
 
しかし、そのお膝元である利根川の水資源管理のあり方は、
旧社会主義国かと思えるほどの
官僚独裁によって決められている。
 

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