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2013年2月16日 (土)

170.60年後まで届くぼったくりバーの請求書

2月15日(金)、参議院議員会館で行われた
集会「公共事業ありきの補正予算13兆円!?
そのまま通して予算委員会(いいんかい)?」

所用から滑り込み(数分アウト)で参加した。

安倍内閣が閣議決定した
「日本経済再生に向けた緊急経済対策」のための
「13兆円」巨額補正予算案を、

衆議院予算委員会では2月7日から賞味4日間にわたり審議、
5日目の14日に通過させた。合計30時間の審議である。

参議院予算委員会では18日に審議を始めるが、
21日に安倍首相が「米国訪問」するという理由で、
その前に可決成立の流れができ始めていた。

なぜ何に13兆円が使われるのかはほとんど誰も知らない。

財務省と各省庁で決めた
  「復興・防災」3.8兆円、
  「成長による富の創出」3.1兆円、
  「暮らしの安心・地域活性化」3.1兆円
というドンブリ勘定が
財務省の「予算スキーム」には書いてあるが、
財源は、税収2600億円の他は皆、借金である。

この「ぼったくりバー」の請求書は
国債償還という形で60年後の孫のひ孫の代まで届く。

60年後の孫、ひ孫世代の「税収」の使い道を
12兆円プラス利子分、「借金返済」で拘束してしまう話である。

そんな「日本国の予算」成立の日程が
首相の訪米日程優先で、決まっていたのである。

日本の国会では、その理由が正当なものであるかのように
方便としてよく使われてきた。

60年後にはボロボロになることがわかっているハコモノを
「建設国債」で建てるという制度破綻を「今」目前にしているのに、
その制度を根本から見直さないうちに、
またぞろ何をやるのか・・という話なのである。

2600万円を持っている裕福な祖父母が、
分不相応のさらなる贅沢をするために、
まだ生まれてもいない孫ひ孫から
12億円を超える借金をする。そんな話なのである。

救いは緊急集会だったにもかかわらず、
90名を越す人々が国会内外から参加し、そのうち、
生活の党(主濱了)、共産党(穀田恵二・田村智子)
民主党(大河原雅子)社民党(福島瑞穂)
(以上、敬称略、挨拶順)のほか、
みんなの党、緑の風、各党からの参加があったことだろう。

(続)

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