143.4年4ヶ月ぶりの公明党国土交通大臣に質問(3 終わり)
28日(金)の定例会見で行った三問目は、先日来、「コンクリートから人へはなんだったか」というタイトルで総括をしている「今後の治水のあり方に関する有識者会議」についてである。
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Q:今後の治水のあり方に関する有識者会議を続行されると聞きましたが、これまで国民に対しては非公開で、記者だけが傍聴できるという形だったんですが、さきほど「国民が納得できる公共事業」とおっしゃいました。傍聴させてくれということは各地の市民団体から住民団体から声があがっていまして、民主党政権はそれを無視してきましたけれども、太田大臣としては国民に対して有識者会議を開いていくということについてはどのようにご検討されますでしょうか。
太田大臣:そうですね、これまで国交省として行っているということをよく私としては精査させていただいて、やるべきものやったほうがいいもの、これは数人で落ち着いた議論をした方がいいもの。いろんな形を検討させていただきたいと思います。
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民主党政権下でこの点についてはしつこく何度も質問し、取材もしたが、改善はされなかった。公明党大臣のもとでどう変わっていくだろうか。
今後の治水のあり方に関する有識者会議は、こうしたロジスティクスの問題にとどまらず、諮問内容とは乖離した方向へ突き進み、多くの問題を抱えている。新政権のもとで本来どのような方向を目指すべきなのか、事実や取材をもとに、今後の川と流域住民のあり方という観点から「コンクリートから人へはなんだったか」の続きへと戻り、未来に向けた提案へとつなげていきたいと思う。(終)
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