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2012年6月 1日 (金)

22.河川整備計画の理想の作り方(2)

そこには現在の嘉田由紀子・滋賀県知事も、
当時は学識者として加わっていた。

彼らのスタンスは「住民の生命財産を守るために
必要であるならばダムを作りましょう。しかし、
問題は本当に必要なのかどうかトコトン情報を出して
河川管理者に説明をしてもらいましょう」ということだった。

なぜなら、ダムは自然環境にとっては劇薬で、
水循環を半永久的に妨げる。作らないにこしたことがない。
だから、本当に必要なのかどうかを見極めましょうというわけだ。

議論を重ね、情報を紐解き、現場を歩き・・・、その結果、
必要性を合理的に説明できたダムは一つもなかった。

そこで、淀川ではもう新しいダムは原則作らないという答申を出した。

2003年1月 淀川水系流域委員会の提言だ。
河川行政の歴史はこのとき少し、変わった。

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