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2012年5月 9日 (水)

18.理に叶っている方向へ進む(は誤報)

思い切り間違えました。まだまだ修行が足りません。
大誤報です。訂正およびお詫びします。

以下はまったく逆で、一旦、発言者名入りで公開するようになったのに
3ヶ月を経て再び、発言者名を引っ込めて議事録を公開している。
申し訳ありません。河川ムラ暗黒時代は逆行しています。

なぜ~~(後退)???と取材電話をかけたら担当者会議中で後退の理由は不明。

2012年5月9日(同日)17:43訂正のお知らせ『以下は誤報です』

訂正作業を行う間、以下の配信記事(週刊金曜日4月20日号)をお読みいただければ幸い。
自ら「八ッ場ダムは不要」裏付け――墓穴を掘る前田国交大臣

====

会議が公開され、議事録が発言者名と共に公開されるようになった。
(こんなことが21世紀にニュースとなる日本ってなんだろうかと思うが)
これは、社会資本整備審議会(社整審と呼ばれる)の河川分科会の話である。

Before
第四十六回河川分科会(2011年12月27日)議事録
http://www.mlit.go.jp/common/000210441.pdf

After
第四十七回河川分科会(2012年3月28日)議事録
http://www.mlit.go.jp/common/000194101.pdf

かつて、この手の会議は、「会議」自体すら公開していなかった。

和歌山県に計画されていた港湾事業に地元住民が絶対反対し、
社整審の前身の一つである港湾審議会の公開を求めて訪れ、
議員連盟有志が「公開」を求める要請書を作成して提出した。
私はスタッフとしてその要請書を携え、当日、会議室にいた座長に手渡した。

この時、会議自体は公開されなかったが、
港湾審議会は、もっとよく地元で話し合おうようにと、この案件を
地方港湾審議会に差し戻した。その結果、地方での話し合いによって、
万葉の時代からの風景を守るため、
必要性の不明確だった愚かな港湾事業は中止された。

その後、港湾審議会は「社整審」に統合され、「公開」されるようになった。

公開されたにもかかわらず、「社整審」の河川分科会は
会議が終わったあとに、議事録を公開する際に発言者名をわざわざ取り除いていた。
そこで、発言者に確認をするために作る発言者名入りの議事録の公開を求め、
「不存在」となったので、裁判を起こし、敗訴した。

負け惜しみではないが、
役所の論理で裁判に負けても、その主張が理に叶っていれば、
最終的には、裁判を起こしたことの目的を
次の世代で達成できることがあることを、他の例で知っていた。

私が起こした裁判は、歴史を支える一粒の砂であり、
それがなかったとしても他の無数のツブツブの砂で支えられ
いずれ公開されることになっただろう。
しかし、確実に砂一粒分の効果はあったのだ。

さて、未だに住民の傍聴を認めず、発言者名入りの議事録も公表しない
「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」は、
専門家として治水対策のあり方を議論する前に、
まず歴史の流れの中に自分たちの身を置いて
その「あり方」を考えなおしていただきたい、
と大仰なことを言うつもりはない。

せめて、河川行政における公開に関する整合性をとっていただければ
それで答えはでるはずである。

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